痴漢事件・痴漢冤罪事件(でっち上げ・誤認逮捕)、痴漢の示談金、迷惑防止条例違反での逮捕、弁護士無料相談活用など役立つ情報を発信します
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日本で女性を狙った痴漢犯罪がどれくらい多いかご存じでしょうか?
警察庁の2015年の統計によると、2014年の痴漢行為の検挙件数は約3,700件以上にも上ります。特に痴漢が出やすいのは駅の構内や電車内です。もちろん鉄道各社も、女性専用車両を導入するなど対策を行っていますが、痴漢がなくなることはありません。卑劣な痴漢行為から身を守るにはどうすればよいのでしょうか?
痴漢は人に知られにくい場所で行われます。
朝の通勤ラッシュや夕方の帰宅ラッシュや終電など、混雑する時間帯の電車や、デパートのエレベーター、夜道などを狙ってきます。また夜行バス(高速バス)も最近は増えてきています。
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夜行バスは動く密室、痴漢行為の抑止策
特に通勤時間帯は、電車内に限らず、駅のホームも狙われます。皆急いでいるので、走っている人に紛れて触ろうとする人もいます。
満員電車で痴漢を見分けるには、まず服装をチェックしてみましょう。
ほとんどスーツの人ばかりなのに、不自然にラフな格好をしていたり、手ぶらや中身の入っていなさそうなカバンを持っている場合はしばらくその人の仕草を観察してみましょう。ターゲットを探してずっと一点を見つめていたり、整列乗車の際にあえて女性が並ぶ列に割り込んだりするのも痴漢に多い行動パターンです。
痴漢は強盗犯などに比べて臆病なので、痴漢をしても黙って声をあげなそうな大人しそうで気弱そうな女性を狙う傾向があります。逆に、外見がいくら魅力的でも気の強そうな女性は、敬遠される傾向があります。つまり、痴漢を絶対許さないという気持ちで周囲にチラチラ視線を配ったり、痴漢をされたら少なくともまずは睨みつけることが大事です。顔を合わせてしまうことを恥ずかしがったり、無視すればいいと思って無反応だったりすると痴漢はますます付け込んできます。
また、性犯罪は麻薬のように、ばれない限り何度でも繰り返す常習性があるとも言われています。女性が安心して暮らせるためにはどうすればよいのでしょうか?その答えの一つに、「毅然とした態度をとる」ことが挙げられます。
痴漢事件に詳しい弁護士も仰っていることですが、痴漢をする人間は、ばれるまでのスリルを楽しんでいるだけで、ばれてしまうと本来の臆病な性質が顔を覗かせます。これは、彼らの性質を突く効果的な撃退法なのです。満員電車でも、ジロッと睨み返すだけで効き目があると言われています。
痴漢はプロの空き巣と同様に、いつも同じ場所・同じ時間でターゲットを狙う傾向があります。
ターゲットの女性を定めると、いつも何時何分の電車の何両目に乗るかを調べ上げて確実に狙ってきます。ですから、痴漢を撒くには、乗る車両を日によって変えることが非常に有効です。また、痴漢に顔を覚えられている可能性がありますので、乗る前に周囲を見回して「私は警戒しています」という印象を与えましょう。
痴漢も、自分がターゲットから警戒されていると感じれば、通報される可能性が高いと思って諦める可能性があります。
一番確実で安全なのは女性専用車両に乗ることですが、電車や時間帯によっては女性専用車両が設置されていなかったり、満員で一般車両に乗らざるを得ない場合もあります。ですので、先頭車両や後方車両など比較的混みやすい車両を避けるなど、乗る場所を工夫をすることも重要です。
なるべく車両の中央寄りのドアを使うとよいでしょう。乗り込むときも、なるべく座席の前まで人をかき分けて進みましょう。ドア付近や、ドアと座席の手すりの間、連結面は人の出入りが激しくて周囲の視界が届かない密集状態になりやすいので、非常に危険です。男性は、人から見えない場所で女性と体が密着するような状況になると、魔が差しやすくなるからです。最近は密着するだけの押しつけ痴漢も増えてきています。
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押し付け痴漢の冤罪被害者にならないためにできること
電車の中の痴漢撃退用などにおすすめの防犯グッズに、防犯ブザーがありますが、大きめの鏡も有効です。
痴漢は背後から行われることが多いので、いつでも犯人の顔を見れるという威嚇に使えます。また、スタンガンや催涙スプレーもあります。スタンガンは目の前でスパークをバチバチッと見せつけるだけで威嚇効果があります。
催涙スプレーは学校や公共機関、金融機関、宝石店、パチンコ店、コンビニなどでも利用されていますし、非力な女性には相手との距離を保てるので有効です。
また、危機的な状況では痴漢に対抗するより回避することが一番の安全策です。
明らかに痴漢されていると分かったら、絶対に恥ずかしがったり無反応だったりしてはいけません。大声を出しましょう。後ろから痴漢されて犯人が誰か分からなくても、あなたの悲鳴を聞いた周囲の人が、犯人を見ていて注意したり、取り押さえたりしてくれるかも知れません。
あるいは、サッと身をよじったり、振り向きざまに周囲の男性たちを睨みつけたりすると、注目を浴びてしまうことを恐れる小心者の痴漢はその場から逃げ出すかもしれません。もっと簡単なのは、自分と痴漢との間にバッグを挟み込むことです。それもできないくらいの満員電車なら、痴漢の手を思い切りつねったり、ヘアピンで手を刺す方法もあります。
相手を怪我させることは本当はよくありませんが、痴漢されていたのなら正当防衛が認められる可能性があります。
では、男性が、痴漢の冤罪被害に会いそうになったらどうすればいいのでしょうか。
例えば、「この人痴漢です!」と満員電車で隣にいた女性があなたのことを汚物を見るような目で睨みつけて叫んだらどうしますか?声を荒げて咄嗟に無実を主張しますか?それとも女性の勘違いに付き合って駅員を呼ばれてしまうと面倒だと思って無視を決め込みますか?
周囲から見れば疑われても仕方のない状況だったから痴漢呼ばわりされたのだということに気が付けば、反論しようと無視しようと、とてつもない恐怖心に襲われることでしょう。もし女性が通報していたら、ホームの防犯カメラの映像から身元を調べられるかも知れない・・・そうなったらそのうち会社や家族に知れて人生終わるかも知れない・・・
全ては自分を痴漢扱いした女性の出方次第、自分の人生が他人の手に握られていると思うと怖くて電車に乗れなくなるかも知れません。
思い過ごしだとしても、心の闇はそう簡単には晴れません。一人で悩まず痴漢をされた時、専門家の話を聞いて、心のケアをしてください。
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