「もっと女性車両を!」痴漢対策の知っておくべきコツ

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女性車両

近年の日本では、女性を狙う痴漢は増加傾向にあります。電車を利用している女性の約半分は痴漢の被害を受けた経験があるといわれています。痴漢行為は人目に付かないような場所で行われます。これは捕まらないためにも当然のことであるといえます。電車の中で発生しがちなイメージがありますが、駅や混雑した場所では、どこでも発生する可能性があります。電車の中で言えば、朝や夕方の通勤や帰宅ラッシュはもちろんのこと、混雑する終電やイベント終了後など、あらゆる混雑する時間帯を狙い、痴漢は発生します。

痴漢を犯罪する人の特徴

痴漢を犯す人の特徴は、通勤時間帯では考えづらい恰好をしています。全員がそのようなわけではありませんが、スーツを着ていない、通勤カバンを持っていない、Tシャツの恰好をしているなどは気を付けた方が良いでしょう。

目的地もなく、女性をじっと見つめているというのは、痴漢する相手を探している可能性があります。乗車時に、慌てたふりをして女性の後ろに不自然に割り込んでくることもあります。飛び込み乗車や整列乗車を守らないなどは気を付けるべきでしょう。

痴漢は、気が弱そう、反撃してこない人を狙うといわれています。よって、女子高生や女子中学生など、反撃しづらそうな女性が狙われやすいのです。痴漢被害者の半数が、未成年というデータがそれを物語っております。

現在では、埼玉県警が痴漢防止シールを配ったことで知られますが、「痴漢は犯罪です」と記したカードを女子高生が身につけることで対策の効果が大きかったという報告もあります。

通学カバンのショルダーストラップの背中側に付けてそのカードを見せることで、陰口やからかう人もいたそうだが痴漢が激減したという報告もあります。つまり、痴漢に対して、「泣き寝入りしません」というメッセージを文字で発する効果は大きいといえるでしょう。

電車の痴漢は同じ時間と場所、車両、女性を狙うことがあります。通勤時間や通学時間を変化させる。車両を変える。通勤路を変えるなど修正が必要で、もししつこく追いかけられるようでしたら、会社の上司や学校の先生に一言言ってもらうという対策も必要となるでしょう。

安全なのは「女性車両」に乗ること

一番痴漢対策として効果的なのは、「女性車両」に乗ることです。女性専用車両に乗れば、痴漢に遭うことはないでしょう。鉄道会社も痴漢対策になるようにと女性専用車両を取り入れているところが多く見られますが、まだまだその数は十分ではありません。

女性車両には、さまざまな意見が出されているのも事実です。大抵、女性車両は、先頭車両か最後尾車両に設置されるため、乗り継ぎが大変という利用しづらさが指摘されています。そもそも、女性車両という対策は根本的な対処法とはいえず、通勤時の車両の混雑をそもそも改善すべきではないか?という意見も出されています。

女性車両があるにも関わらず、隣の車両に女性が乗車すると文句がでるということもあります。理由は、女性車両の隣の車両は混雑しやすいという実情があるようです。公共の乗り物で、性別でわけるものなのか?意見が分かれるところです。

海外には、マレーシアや台湾などごく一部を除いて、そもそも「女性車両」が存在しないのが一般的だと言われています。理由は、そもそも電車が日本ほど混雑しないから、という理由と、女性が強いので、痴漢をしたら女性が大きな声をあげて対処できる。また、海外に比べて日本の痴漢発生率が高いのは、日本男性の偏った性癖を抱えた割合がおおいのではないか?という指摘すらあります。

いずれにせよ、日本の未成年の女性は痴漢被害にあう危険にさらされているのは事実ですから、女性車両に通勤時間がかかって多少不便でも乗った方が安心だといえるでしょう。

女性車両だけではなく服装にも工夫を

そして電車の痴漢を避けるためにも、乗る前から様々な工夫が必要であるといえます。まずは服装です。人の注目を集めるような服装は周りから目立つ傾向にあります。視線が集まる人に痴漢行為を行おうとすると、自分も目立つことになるので、痴漢はこのような人を避けやすいといえます。服装は個人の自己主張と考えられるので、個性的な服装をしている人は自己主張が強い人と思われるでしょう。そのため派手な服装の人よりも、おとなしそうで自己主張が弱そうな人に痴漢は目をつけます。

そうはいっても痴漢に遭わないために、自分の好みとは正反対の個性的な服装をするということもなかなか難しいものです。このような場合には電車内だけでもを小物を使ってイメージを変えるなど、ターゲットになりにくくする工夫をすることができます。

この場合、最も有効なものがサングラスと言えます。人の表情は目にもっともよく表れるといわれていますが、サングラスをしている人は目の表情が見えません。そのためその人の顔を見た時に、スマートフォンを見ているのか、横を見ているのか、何も考えずにぼーっとしているのか、全く分からなくなります。表情が分からないために、痴漢行為を働いた後に、どのような反応するかも分かりにくくなるので、痴漢も手を出しにくいと言えるでしょう。サングラス選ぶ場合には、耳にかけるテンプルの部分が太いようなものを選ぶと、サイドからも目が見えなくなり、効果は高いと言えるでしょう。レンズもなるべく濃い色を選ぶと良いといえます。

このようにさまざまな痴漢対策を行っても、痴漢に遭ってしまうことはあります。もしも被害にあってしまった場合には、勇気を持ってやめて下さいと叫びましょう。周囲の人に協力を求めて、必ず警察に届け出て次の被害者を出さないようにすることが最適であるといえます。

有名人による「女性専用車両の増設」提案

あの立川談志に入門した早稲田大学法学部卒の落語家、立川談笑さんが日経新聞のコラムで痴漢犯罪および冤罪対策について興味深いことを仰っています。痴漢事件の専門家である弁護士がよく提案しているアドバイスには、電車で女性の近くに乗らないことや、両手が塞がっていることを周囲にわかるよう両手で吊り革を持つなどがありますが、談笑さんは阿部政権が女性の社会進出をアピールしていることから、『女性専用車両の増設』を行うべきだと言います。

その論拠が非常に説得力があったので紹介します。

女性専用車両が増えると、痴漢犯罪に無縁の多くの男性は肩身が狭い思いを強いられます。しかし痴漢冤罪をでっち上げて示談金を奪い取る悪質な「痴漢詐欺」に遭う可能性を抑えられるという意味においては、男性にもメリットがあるという考え方です。

確かに、男性にとっても痴漢犯罪者という無実の罪で汚名を着せられるのは、社会的損害があまりにも大きい社会悪です。男女ともに痴漢犯罪から我が身を守るためなら、女性専用車両の増設、さらには男性専用車両などというのもできても良いかも知れません。

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